誤発信防止に!栃木レザーを使った手帳式ケースの開発日誌

社長の江川です。
梅雨入りといっても岡山ではからっとしています。暑いですね。

今日は手帳式ケースの開発日誌です。皮はなんと栃木レザー。



手帳式スマホケース、別名(本命)誤発信防止ケース
これは、ホントに役立ってます。いっまでたってもスマホに慣れない私、時々勝手に発信してます。
もうボケ出したか?何てひどい言葉も・・・
で、作ったのが手帳型ケース便利です。勝手に発信しません、素直に私の掛けたい時だけに発信するiphone5に更生してくれました。普通はそうなんでしょうけど・・・私には逆らうスマホでした。
スマホを大きくしたくなかったので、TPUケースのサイドを空ける設計にしてふたの部分を差し込める形にしました。デザインバージョンも意識して納品は取り付けづにして頂いています。
でも、元のケースは別の機会にして今回はこれを壊して作り変えました。








欲しかったのは、蓋の中芯0.8mmのグラスの板。
当初は、芯を入れずに革の貼り合わせで行けると思い進めるも作ってみれば何だかしっく来ない。曲がりの部分の薄さと表の部分の厚さの違いが原因でアンバランスな物に!
加えて、閉めた時の音がパカって感じで重量感なし。蓋のサイド厚みも2mmを超えてせっかくスリムに作ったケースがメタボに見える。
そこで、やっぱりグラスの中芯に超拘りの0.3mm厚の革を上下に張り込み試してみると良いじゃない!









拘りレザーは、日本を代表するブランドレザーの栃木レザーそれもタンニンなめしのヌメ革のキャメル。使ってる間に手油すって赤茶に変わると育ったな何て革好きにはたまらない演出も今後のお楽しみ。
写真のシステム手帳は、15年物古くなったイメージは全くなくて成熟した一品に。携帯はほんとによく触るアイテムなので育ちは早く楽しめる商品に!



究極は、背面も革の手帳型が作りたいけど今はここまで。
そして、此処まに糧となった商品が此処に。



写真は、捨てずに残した物なのでまだ見れる一部です。
今の課題は、中芯をどうするか。作ると最低1000枚から
有る物ばらして材料取ると、貼り合わせのノリを取るのに20分さらにアルコールの臭いが充満。
でも、人目に付いて売れだすまではガンバルしか・・・
後の課題は、接着隙間を少し開けて貼らないと蓋がうまく曲がらずにバランスが革はなじむのでそのうち問題は無くなるが・・・
やっぱり、一目見たその時のイメージが大切なので頑張ります。


最後に、失敗のリストアップ
・中芯をペットの0.5mmで作成 へなちょこでNG
 (裁断データから作ったのに)
・蓋を革の貼り合わせ(中芯なしバージョン) 良しと云いたかった次の一手も見えてなかったので。
・芯材の糊残り 革を貼ったら凸凹に・次に貼ったらそこに空気残りが・・・そして20分越えのアルコール戦場(洗浄)に。
・元の蓋サイズで革を切ったら貼り合わせが強度不足に。
 ステッチ縫いで強度を出す為に一辺3mm長くすると、縫う以前の問題でブサイクに。
・横の曲がりの革の厚み調整やスリット加工はトライとエラーの繰り返し。
・蓋をTPUケースにしっかり貼ると蓋が浮いて閉まらない。
などなど。

今回のお役立ちや拘りアイテム
・0.3mm厚の革 実は3年ほど前に1年以上掛けて出来上がりました。だいたい0.6mmぐらいが限界です。今でも0.3狙いで作りますが厚い部分は0.4mm越えに。
 キズなどで革の堅い部分があると直ぐに穴空きレザーに。
・両面テープ 何と両面テープにも仕様書があって選べるけど素人にはその数値が判る訳もなくただひたすらテスト でも今は当社の定番に!
・貼り付け様の接着剤 海外で使っていた物を貰って帰り接着剤の2台メーカーへ解析依頼同レベルの国産品をGET とっても便利な業務用の瞬間です。
・イラストレーターのデーターでの革の断裁 2mmぐらいまで切れるナイショの機械ヨーロッパからやって来ました。一目ぼれで買ったら嫁にあきれられました。
・液晶保護シート用の元の基材 両面テープを貼る際に糊面合わせで非接着の場所を作る事で合わせ精度を出しています。これが無いととても見せれる物は出来ません。使い方は秘密です。
などなど。

自慢と不満
自慢はやっぱり、薄いけどしっかりした革の蓋・手油すって赤茶になって来ると絶品に。
不満は、1個作るのに掛かる時間と技量が必要な作り方になっている点。

引き続き試行錯誤します。

  • 2013/06/12 10:18:49
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